文人郷

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名 称一葉ゆかりの伊勢屋質店(いちようゆかりのいせやしちてん)
紹 介

万延元年(1860),この地で創業し,昭和57年に廃業した。樋口一葉(1872〜96)と大へん縁の深い質店であった。
一葉の作品によると,一葉が明治23年,近くの旧菊坂町(現本郷4丁目)の貸家に母と妹と移り住んでから,度々この伊勢屋に通い,苦しい家計をやりくりした。明治26年,下谷竜泉寺町に移ってからも,終焉の地(現西片1-17-18)にもどってからも,伊勢屋との縁は続いた。
一葉が24歳の若さで亡くなった時,伊勢屋の主人が香典を持って弔ったことは,一葉とのつながりの深さを物語る。店の部分は,明治40年に改築した。土蔵は,外壁を関東大震災後ぬり直したが,内部は往時のままである。

〜一葉の明治26年5月2日の日記から〜
此月も伊せ屋がもとにはしらねば事たらず,小袖四つ,羽織二つ,一風呂敷につゝみて,母君と我と持ゆかんとす。
蔵のうちにはるかくれ行ころもがへ

情報提供者

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